四十肩(五十肩)がズキズキ痛む!~つらいんです~

四十肩(五十肩)がズキズキ痛むよ~つらいです!という方はいらっしゃいますか?

 

四十肩(五十肩)になった場合、時期によって様々な症状が出ることが知られています。

 

  • ズキズキする時期
  • 動きの制限が強くなる時期
  • 痛みはないが固まって動かせなくなる時期

 

などなど、様々です。

 

今回は、そのような四十肩(五十肩)の様々な症状の中でもズキズキ痛む、ということについて書いていこうと思います。

四十肩(五十肩)でズキズキ痛むときの原因は?

四十肩(五十肩)でズキズキ痛む場合、一番考えられるのが、最も痛みの強い急性期であることです。

 

厳密にいうと、四十肩(五十肩)は腱板断裂などとは異なり、明確な原因がなく発症するものです。

 

(ただし、四十肩という言葉そのものはあくまで俗称なので、腱板断裂など明確に組織を傷めているものを含むこともあります。)

 

そのため、時期を分けるのは症状の推移をみていくしかありません。

 

その中でも、痛みが最も強い時期を急性期としています。

 

ズキズキ痛む場合は、肩の中の炎症がとても強いことを示しています。

 

動かそうが動かさないでいようが、ズキズキと強い痛みが出現します。

 

炎症がどこで起きているかにもよるのですが、多くは肩の関節の周りにある「潤滑油の袋」などで炎症が起き、腫れあがることがあります。

 

肩の関節の中でも、炎症が突如として起きてくるようです。

 

さらに、ズキズキとなる原因としては、潤滑油の袋同士の循環不全も考えられています。

 

炎症が強く起こると、本来なら潤滑油の袋同士が細い管でつながっているのに、そこの通りが悪くなってくることが知られています。

 

そうなると、腫れあがった袋がしぼむことができず、中の圧力が非常に高くなり、何もしなくてもズキズキとする、ということが起きてしまうのです。

 

また、四十肩(五十肩)でズキズキ痛む場合、肩の周りの筋肉を傷めていることもあります。

 

先ほども書いたように、厳密にいうと四十肩(五十肩)とは異なるのかもしれませんが、一般論では含めても大きな問題はないと思いますので、含めて書いていこうと思います。

 

筋肉が傷んでいるということは、当然そこでも強い炎症が起き、ズキズキと痛みがでることは容易に想像がつきます。

 

さらに、肩を支えてくれる腱板が傷むと腕のあらゆる動きで働くために、ちょっと腕が揺れただけでも刺激が加わって痛みが出てしまうのです。

 

このように、四十肩(五十肩)でズキズキと痛みが出る場合には、強い炎症がどこかしらで起きていると考えられます。

 

この時期をいかに過ごすかによって、その後の経過が大きく変わるので、まずは専門家に相談し、無理をしないようにすることをお勧めします!

ズキズキ痛む四十肩(五十肩)への注意点~無理に動かすは禁物~

四十肩(五十肩)になると、初めの時期、急性期にはズキズキと強い痛みが出ることが多いです。

 

夜中に寝ているときにもズキズキしたり、何とか眠れても明け方にズキズキ痛んで目が覚めたりすることもあります。

 

では、そんな場合の、注意点や対処について書いていこうと思います。

 

四十肩(五十肩)でズキズキ痛む場合、先ほども書いたように、様々な場所で強い炎症が起きていることが考えられます。

 

そのため、いくら動かしたところでたんこぶをつつくようなことになるため、無理やり動かすのは禁物です。

 

ただし、四十肩(五十肩)になった肩を固めて動かさない・・・まではやりすぎです。

 

肩の周りの筋肉が過剰に緊張するのは少しでも防ぎたいので、腕よりも背中や肩甲骨、首などをゆっくりと無理せず動かしていくのは必要になります。

 

肩の関節を無理に動かさなければ、その他の場所は動かしていく方が良いとされています。

 

また、四十肩(五十肩)でズキズキ痛む場合、困るのは腕の置き所です。

 

どのような姿勢になってもズキズキとするために、腕をどの位置に置こうか迷う人が多いようです。

 

お勧めしているのは、大きめのクッションを利用することです。

 

座っているときには、ひじ掛けの代わりに膝の上に大きめのクッションを置いて、そこに手を乗せ、腕の重さを預けてあげるとよいでしょう。

 

外出中であれば、バッグを利用することがお勧めです。

 

立っている時には、ちょっとお行儀が悪いかもしれませんが、ベルトに親指を引っ掛けたり、ズボンのポケットに手を引っ掛けたりして腕の重さを緩和すると少しマシにあることが多いようです。

 

最も困るとされる「夜中に眠るときの対処」としては、四十肩(五十肩)になった方の肩を上にして、大きめのクッションを抱っこして眠るのが最も楽である方が多いです。

 

欲を言えば、太ももの間にクッションを挟むと、なお姿勢が安定しやすく、眠りやすいようです。

 

四十肩(五十肩)でズキズキ痛む場合、まずは痛みの少しでも軽い位置や姿勢を探すことが大切です。

 

・・と言いつつも、まずは専門家に相談して現状の状態についてきっちりと把握し、早めの対処を行うことをお勧めします!

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