四十肩(五十肩)で首が回らないのは?

四十肩(五十肩)になった方の中で肩が痛いと思っていたら急に首が回らない、という方がいらっしゃいます。

 

では、四十肩(五十肩)だから首が回らなくなるのでしょうか?

 

実は、四十肩(五十肩)の人が全員首が回らなくなるわけではないのですが、結構よく耳にする話です。

 

今回は、このような四十肩(五十肩)で首が回らない場合の症状や注意点について書いていこうと思います。

四十肩(五十肩)で首が回らない原因は?

四十肩(五十肩)で首が回らない場合、最もよくあるケースは、四十肩(五十肩)になった方の首から肩にかけての筋肉の過剰な緊張や疲労によるものです。

 

いわゆる寝違えたような状態になり、首が回らないという状態になってしまうのです。

 

首から肩甲骨に向かって伸びている「肩甲挙筋」などの筋肉が、攣ったような状態になるといわれています。

 

このようなことになる原因としては、やはり四十肩(五十肩)の影響が大きいようです。

 

四十肩(五十肩)の場合、どうしても肩の関節周りに強い痛みがでますし、動きの制限もでます。

 

それでも日常生活では腕を動かさなければならず、どうしてもかばった動きが多くなってしまうのです。

 

四十肩(五十肩)の場合、肩をかばうために肩甲骨の動きを無理やり大きくして対応することが多くあり、肩甲骨についている筋肉にものすごく大きな負担がかかることがわかっています。

 

そうしたことを繰り返しているうちに、首から肩甲骨についている筋肉に過剰な負担がかかり、疲労が溜まっていくとどこかのタイミングで筋肉が攣ってしまうのです。

 

 そのほかに四十肩(五十肩)で首が回らないという場合は、やはり同じく首の問題で頚椎椎間板ヘルニアなどによる神経への刺激が考えられています。

 

四十肩(五十肩)になる方はどうしてももともと姿勢が悪い方が多く、首への負担も普段から大きい人が多いのです。

 

そのため、四十肩(五十肩)と同じくして頚椎椎間板ヘルニアなど、首の問題を伴うことも珍しくありません。

 

ヘルニアの影響で神経を刺激することによりしびれや痛みがでます。

 

体としては神経を刺激しないような頭の位置や首の位置に逃げようとするので、ガチガチに首周りを固めるようになってしまい首が回らないということになってしまうのです。

 

ヘルニアが関係している場合、首が回らないというだけでなく、腕や指のしびれも伴うことが多いのでそういった症状も出てくるようなら注意が必要です。

 

 このように四十肩(五十肩)で首が回らないということは頻繁ではないにしろ珍しいことではありません。

 

中にはむしろ四十肩よりも重大な問題であることもあるため、まずは専門家に相談して適切な判断を仰ぐことをお勧めします!

首が回らない場合の四十肩(五十肩)~無理やりはダメよ~

四十肩(五十肩)になった場合、急に首が回らなくなるという方がいらっしゃいます。

 

先ほども書いたように首周りの筋肉の問題や頚椎椎間板ヘルニアなどによる神経への刺激があるという問題などが主な原因として考えられます。

 

では、このような四十肩(五十肩)で首が回らない場合の対処や注意点について書いていこうと思います。

 

これも先ほども書いたことですが、四十肩(五十肩))で首が回らない場合、さらに腕や背中、手にまで広がるような痛みやしびれがある場合は頚椎椎間板ヘルニアなどによる神経への刺激が考えられます。

 

このような場合は、ひどい時には筋肉の麻痺や感覚の障害などをおこすこともあるため、まずは医療機関で速やかに検査をうけることをおすすめします。

 

ひどい場合には手術に至るケースもあるくらいです。

 

特に深く首を曲げたり、逆に上を向いたりするような動作、首を痛い方に傾ける動作などは行わない方がよいでしょう。

 

少々姿勢が悪くなっても症状が軽い姿勢をできるだけとるようにした方が良いです。

 

また、腕を挙げていた方が多少は楽という方もいるので座っているときなどはクッションなどで腕を支えてあげるのもありかと思います。

 

四十肩(五十肩)で首が回らない場合、もう一つの原因としては筋肉が攣ったような状態になることが考えられます。

 

この場合は寝違えのような感じになるので四十肩(五十肩)になった方には、首を回しづらく、反対側には向ける、という方が多いようです。こ

 

のような場合は、基本的には筋肉の問題なので無理のない範囲で伸ばしたり、縮めたりを繰り返すということが対処になります。

 

まずは痛くない方向に首を向けることからはじめて、肩甲骨を回す、背中を曲げたり伸ばしたりする、など首や四十肩になった腕以外の部分を積極的に動かしていくとよいでしょう。

 

首周りの筋肉が突っ張るような伸ばされるような方向があればそのような方向にじんわりと首を向けるのもよいでしょう。

 

このように四十肩(五十肩)で首が回らない場合、中には非常に重大な問題を含んでいることもあります。

 

基本的には痛みのある動作を無理やりしない、ということが大切ですが、まずは専門家に相談することをお勧めします!

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