四十肩(五十肩)とクッション~モノは使いよう~

四十肩(五十肩)になった方に、クッションがあったら何かと楽だった、という方が多いです。

 

特に誰に言われたわけでもなく、肩が痛いので自然と家にあるクッションを利用していたということになるようです。

 

そもそも、四十肩(五十肩)の症状はすぐにおさまるものではありません。

 

そして、時期にもよりますが、何もしなくても痛いことがあったり、夜中に痛みが強くなり疼いて眠れなかったりもします。

 

そのようなときにクッションを皆さんうまく使われていることが多いようです。

 

ここでは、四十肩(五十肩)に対してクッションを使うことの効果性についてご説明したいと思います。

四十肩(五十肩)にクッションが役立つ理由は?

さて、四十肩(五十肩)に対してクッションが有効かというと、先ほども書いたように「自然と使う方が多い」ということは、使い方によって痛みが楽になる、ということは言えると思います。

 

もちろん、クッションを使って四十肩(五十肩)が治るわけではないのですが「日々の症状を少しでも緩和するためには役に立つ」といったところでしょうか。

 

クッションが四十肩(五十肩)に対して役に立つという理由としては、腕の置き所を作るということが考えられます。

 

四十肩(五十肩)の時には、よく「腕をどこに置いたらいいかわからない」といわれる方が多いです。

 

・・・かといって、腕をだらんと垂らしていると、それはそれで痛みが出てしまうことが多く、困るということがよくあるようです。

 

そのようなときにクッションを使って腕を支えてあげることで、肩の関節へのストレスが少なくなるのです。

 

夜中も同じように腕の位置をきちんと落ち着かせてあげないと、いつまでも眠れない、ということが続いてしまいます。

 

寝返りで腕の位置が変わってしまうのはしょうがないにしろ、眠りやすい位置が作れるだけで日々のストレスは大きく違ってくるでしょう。

 

このように、四十肩(五十肩)の場合に、身近なクッションを利用することは効果的で中途半端な健康器具よりよっぽど有効だと思います。

 

まずは簡単に試せるので、四十肩(五十肩)になってしまった方はクッションを利用することを考えてみてはいかがでしょうか。

クッションで四十肩(五十肩)を治す?~さすがにそれは・・・~

四十肩(五十肩)になってしまった場合に、腕の置き所を作るためにクッションは非常に有効だと先ほど書きました。

 

それでは、四十肩(五十肩)になってしまい、クッションを利用する場合にどのような方法があり、注意点があるのでしょうか。

 

まず代表的なのは、大きめのクッションが一つあるととても有効です。

 

大きさはちょうど「大人の上半身くらい大きいもの」があると理想的です。

 

ないことも多いと思いますが、掛け布団をふっくらクルクルと巻いたものでも同じように使えます。

 

比較的大きいですが、実際にどのように使うのかというとまずは「抱っこ」です。

 

四十肩(五十肩)の場合、腕の位置が抱っこの位置、つまり、少し腋が開き、体よりやや前にあるということが楽であることが多いのです。

 

具体的には、肩の関節内の圧の問題のようです。

 

座っているときには大きめのクッションを抱っこするとか、膝の上に置いてその上に腕を預ける、寝ているときには四十肩になった方の肩を上にしてクッションを抱っこするようにする、など大きいクッションは使いどころが非常に多いです。

 

四十肩(五十肩)でなくても、大きめのクッションは非常に有効で、本を読んだり、スマホをソファなどで座ってみたりする時には膝の上にクッションをおいてみるようにすると肩こりや腰痛を予防することにもつながります。

 

面倒かもしれませんが、車の中でもある程度の大きさのクッションがあると、座ってスマホを見たり、眠ったりするときにもとても有効なのでお勧めです。

 

そのほかにクッションの利用法としては「小さめのクッション」も有効です。

 

仰向けで寝ているときに、四十肩(五十肩)になった方の肩から腕、肘にかけて下にクッションを置いてあげると、腕が支えられてとても眠りやすくなります。

 

横向きに寝る時にも、大きめのクッションに加えて、小さめのクッションをわきの間に挟むと、なお楽である場合があるので試す価値ありです。

 

このように、ただのクッションでも、工夫して使えば四十肩(五十肩)にとって非常に有効です。

 

まずはいろいろと試してみてください!

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