四十肩(五十肩)でめまいがするのは?

四十肩(五十肩)になった方で、めまいを伴う、という方がおられます。

 

もちろん、めまいが出るようになったタイミングと四十肩(五十肩)になったタイミングが必ず一致しているとは限りません。

 

なので、何とも言えない部分があるのですが、四十肩(五十肩)の痛みが強い時期にはめまいがすることもあるようです。

 

ここでは、四十肩(五十肩)とめまいの関係性について書いて行こうかと思います。

四十肩(五十肩)とめまいは無関係なのか?

実際のところ四十肩(五十肩)でめまいという症状が出るということはないようです。

 

四十肩(五十肩)であるということよりも、四十肩(五十肩)の痛みであるとか、なりやすい年代など、間接的な影響の方が大きいとされています。

 

そもそも、めまいの判断は医師でも非常に難しいです。

 

ぐるぐる回るのか、ふわふわ浮いたような感じがするのか、耳鳴りや頭痛を伴うのか・・・など、同じめまいでも様々な分類や原因があり、すぐに診断できるものではないのです。

 

もちろん、重大な疾患が隠れていることもあります。

 

そのため、四十肩(五十肩)でめまいに影響しそうなことについてのみ書いていこうと思います。

 

四十肩(五十肩)でめまいが出る場合、一番考えられることは、痛みによる自律神経への影響によるものです。

 

四十肩(五十肩)は、痛みの強い時期にはほぼ一日中何をしても痛い、という場合があります。

 

痛みは自律神経への影響がものすごく大きく、体の調子のバランスを整える自律神経の乱れが痛みによっておきてしまうと「めまい」という症状が出ることがあるのです。

 

四十肩(五十肩)でめまいが出る場合、原因として考えられるのがホルモンバランスの乱れが起こっているケースです。

 

これは、四十肩(五十肩)だからホルモンバランスが乱れてしまうわけではありません。

 

年代的に、男女とも更年期前後の人が多く、もともとホルモンバランスが乱れやすい時期に四十肩(五十肩)になりやすく、めまいもでやすい、ということが言えるでしょう。

 

そのほかで言えば、四十肩(五十肩)や、その姿勢の影響で、首周りの筋肉の緊張が非常に強くなり、それが原因で、頭痛やめまいのような症状を出すこともあるようです。

 

このように、四十肩(五十肩)でめまいが出る場合、そもそものめまいの判断の難しさがあるとともに、関連した部分でみても様々な原因が考えられます。

 

めまいそのものが重大な疾患のサインであることもあるので、まずは専門家に相談してみてください!めまいは本当に要注意です!

四十肩(五十肩)でめまいがする場合の対処法

では、四十肩(五十肩)でめまいがする場合の注意点や対処について書いていこうと思います。

 

そもそも、めまいという症状そのものがとても難しい症状ですので、専門医にきちんと判断してもらうことが最優先であろうと思います。

 

重大な疾患でないことをきちんと確認することが大切です。

 

四十肩(五十肩)でめまいがする場合、痛みによる自律神経の乱れが原因かもしれないと先ほど書きました。

 

この場合、基本は四十肩の痛みの対処で落ち着くことが多いようです。

 

少しでも腕を痛みのない位置に置くことが大切です。

 

無理に痛みを感じるような動きをするのは最もよくないことです。

 

クッションの上に腕を置く、肩回りを脱力するように腕を軽くぶらぶらさせる、など何気ないことが大切です。

 

自律神経の乱れに対してはお風呂でゆっくり温まる、生活リズムを整える、深呼吸を意識してゆっくりと行う、アロマなど心地よい香りとともに過ごす、など様々な方法があります。

 

どれが一番というよりも、ご自身で行いやすいものを試してみるのがよいのではないでしょうか。

 

四十肩(五十肩)でめまいがする場合には、更年期によるホルモンバランスの乱れが原因ということもあります。

 

この場合も、自律神経の乱れに対する対処と同じように、基本はリラックスを心がけることやバランスの取れた食事などが有効です。

 

更年期障害に関しても専門医に相談し、適切な薬を出してもらうことも必要だと思います。

 

無理に我慢するものでもないので、早めの相談がよいでしょう。

 

また、首周りの筋肉が固まってしまうことで頭痛やめまいが出るケースでは、首周りのストレッチや、温めたタオルで頭と首の境目(耳の高さくらい)を温めてあげると楽になることが多いようですので試してみてください。

 

四十肩(五十肩)でめまいが起きる場合はやはり注意が必要です。

 

重大な問題でなければまずはご自身の生活リズムを見直してみたり、ほっと一息を大切にしてみたり、活動と休息のバランスを取るようにしてみてはいかがでしょうか?

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