四十肩(五十肩)とアンメルツ~有名な商品ですが?~

四十肩(五十肩)への対処として有名なものとして小林製薬の「アンメルツ」があります。

 

アンメルツはかなり有名な商品ですので、一度は使ったことがある、という方は多いのではないでしょうか?

 

さて、このアンメルツが四十肩(五十肩)に有効なのかどうか、質問を受けることがよくありますが、実際に有効なのでしょうか?

 

答えは、使い方次第では多少楽になるかも、というくらいの有効性と考えてよいでしょう。

 

ここでは、四十肩(五十肩)に対するアンメルツの効果性などについてご説明します。

四十肩(五十肩)にアンメルツ~効果的な理由は?~

四十肩(五十肩)にアンメルツが効果的だと言われる理由は何でしょうか?

 

そもそもアンメルツとは、主に肩こりや四十肩・五十肩の痛み、筋肉痛に使用する外用消炎鎮痛剤です。

 

特徴として、サリチル酸メチルという成分が配合されています。

 

この成分が炎症を鎮める作用をもっており、主な効能の理由です。

 

さらに使ったことがある方はわかるかもしれませんが、メントールというスーっとする成分が含まれており、塗った直後はヒヤっとします。

 

このおかげで痛みが緩和されたように感じることが多いです。

 

これは湿布などでも同様です。

 

そこに何か触れている感覚があるときは、痛みの感じ方が抑えられるということが「脳科学的」にもわかっています。

 

つまり、単なる薬の成分の効果だけではないのです。

 

そのほかの特徴として、比較的いろいろな場所に塗りやすいという特徴があります。

 

これは結構重要で、使いやすさがないと買ってもなかなか使わない、ということになってはもったいないですよね。

 

これまで書いたようにアンメルツの効果は、実は薬としての効果以外のものも併せて初めて効く、というものだと考えてよいでしょう。

 

もちろん、四十肩(五十肩)にとって効果のある成分が含まれていることには間違いないので、試してみる価値は大いにあると思います。

 

薬でもなんでも同じですが、使うなら「絶対に効く」と思って使うべきかと思います。

 

使いやすさや塗った後の感じ、実際の痛みの具合など、いろいろな視点から考えて利用するのが良いでしょう。

 

四十肩(五十肩)になったらとりあえず痛みを我慢せずアンメルツなどの塗り薬も一つの選択肢として考えてみるのはいかがでしょうか?

四十肩(五十肩)にアンメルツ~使った方がいい?~

四十肩(五十肩)になった方で、アンメルツなどの市販の薬を使ったという方は多いと思います。

 

その効果は、薬としての効果だけでなく、塗った後のスーッとした感じや「効いた感じがする」という効果も含めて、使ってみるのはあり、と書きました。

 

ここでは、四十肩(五十肩)にアンメルツを使う場合、どうやって使うのが有効なのか?

 

また、アンメルツ以外にも同じようなことがないか、などについて書いていこうと思います。

 

アンメルツを使う場合に問題になるのが、スーッとしなくなると効いた気がしないということです。

 

実は、スーッとしているときにはまだ薬が浸透しておらず、むしろ何も感じなくなってからが薬の効果としてはあるのです。

 

ところが、そのころにはもう薬の効果はないと思ってしまう方が多いです。

 

実は、これは湿布にも同じことが言えます。

 

個人的な意見として、私はアンメルツなどの塗り薬よりも「湿布」の方を四十肩(五十肩)の痛みに対してはお勧めしています。

 

理由として「何かが肌に触れている」という感覚があるだけでも、痛みを抑制することができるからです。

 

アンメルツなどの塗り薬では、その触れている感覚は、スーッとした感じがある間しかないのですが、湿布ではより長くその感覚を得ることができるからです。

 

もちろん、薬としての効果はアンメルツも湿布もそう変わらないと考えられています。

 

このように書いてしまうとじゃあどっちも効かないのと同じ、と思われるかもしれません。

 

しかし、このような現象をうまく利用することは四十肩(五十肩)の痛みを何とかする上ではとても大切なことです。

 

いわゆる「手当て」が効くということと同じですね。

 

アンメルツの場合は、そのため何度も塗りなおすようになると思います。

 

逆に皮膚があれたりしなければ、痛みがある場所に頻繁に塗るようにすると効果的かと思います。

 

アンメルツそのものが四十肩(五十肩)に対して効果がないということはないですし、薬としては使いやすさも含め有効だと思います。

 

ただし、実際に効いているというのは、塗ってからスーッとした感じがなくなった後であることはきちんと知って利用すべきです。

 

市販薬の難しいところかもしれませんね。

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